Aさんは姉と2人きょうだい。母は家業を営み、遺産の中に、未公開株と会社の敷地がありました。 母は遺言をのこし、姉にすべての遺産を相続させるとしました。
Aさんは、遺留分減殺請求の訴え提起。
争点は、未公開株と不動産の評価、姉の使い込みが特別受益になるか。
遺留分算定基礎となる金額は、遺産+1年前までの贈与+特別受益?相続債務です。
法定相続人に対する贈与は、特別受益で、1年以上前でもみんな遺留分算定の基礎になります。
姉は価格で返すと抗弁し、Aさんにいくら支払われるかが問題になりました。
姉の使い込みの、Aさんの「あと若干上乗せしてよ。」という交渉では、生かされた格好でした。
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遺言相続 遺産分割 相続専門の女性弁護士
小堀球美子法律事務所 東京
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